家庭で作る.Macサーバ / 家庭内ファイルサーバ

Last update: $Date: 2003/02/08 17:11:02 $

いくつかのノート型Macintoshがあって,それらは台所でiTuneを使って音楽を聴いたり To Doリストを確認したり,またレシピ検索をするのに使ったり,もう一つのiBookで ソファーに座りながら、仕事,文章書き,Webブラウジングをしたりする.また机には メモリとHDDがふんだんにあるデスクトップMacintoshがあって、そこでは主に仕事を したりするという環境があるとする.こう考えると一台の計算機で必ず仕事をしている わけではなくて,いろんなMacintoshをその場に応じて使う必要が生じてくる.こんな 時に必要なファイルが今使っている計算機になかったら...

そんな時のために柔軟で遠隔からも利用できるFileサーバを家庭内に構築すればよい. もちろん豊富なメモリとHDDがある計算機があることが前提になるが,昨今の デスクトップMacintoshなら,若干のメモリ増設さえすれば"eMac"でも 十分過ぎるスペックである.またSuperDriveがついていれば,バックアップも簡単に 行うことができる.また家庭外の遠隔地からも使えるようにするためには, ネットワーク接続(常時接続が望ましい)も必要である.

構築の仕方

そんなに難しいことではない.
  1. ファイル共有を可能にする
    ファイルサーバをする計算機でディスクを共有可能にする
    「システム環境」->「共有」で"パーソナルファイル共有"を チェックし,ファイル共有を可能にする.

  2. ファイルサーバ上に各ユーザのアカウントを作成する.
    「システム環境設定」->「アカウント」で作成することができる (もちろん管理者でないとアカウントは作れない).個々人のファイルは ファイルサーバの個々人のホームディレクトリ内にて保持/管理することになる.
    # UNIXの世界では基本

  3. ログインした時にはファイルサーバにアクセス可能な状態にする
    一度,ファイルサーバにアクセスし,ファイルサーバのディスクを見る (「Finder」->「移動」->「サーバへ接続」で行う).すると自分の ホームディレクトリの下の「Home」->「Library」->「Recent Servers」 というディレクトリ内にアクセスしたサーバのIPアドレスまたはホスト名の ついたファイルがあるので,それを「システム環境設定」の「ログイン項目」に 追加しておく.

    注意 : この方法はハングアップする可能性があるので注意が必要である.

    ファイルサーバが常時稼動しているならば問題はないが,サーバが稼動していないと, ログイン時にサーバに接続しに行ったときに応答が得られないということで, 繰り返し接続しようと試み,数分間ぐらい反応がなくなったり,ログイン処理が 正常に終わらなくなる(ハングアップ)可能性がある.もしファイルサーバが常時 稼動していないのならば,Finderウィンドウのツールバーに接続というアイコンを 用意し,マウスクリックでサーバに接続できるようにしておいたほうがいいだろう. そのアイコンは「Finder」->「表示」->「ツールバーをカスタマイズ」を 選び,ツールバーのカスタマイズ画面の中にあるので,それをツールバーまで ドラッグすればよい.

ファイルの内容を同一にする(同期する)には

残念ながらiSyncでは複数のコンピュータ間のファイルの同期をすることは できません(たぶん.Mac以外の計算機と同期するように改良する気もないのだろう. そんなことしたら,誰も.Macを使わなくなりかねないしな).そこでお薦めする アプリケーションは "ExecutiveSync"という アプリケーションです.有料ですが、一番のいい"でき"の同期ソフトです. また,このソフトは同期以外にもいろいろな機能を持っているので, マニュアルなりをよく読んだほうがいいでしょう.

さ,これでファイルを忘れても,同期ができなくても,ファイルサーバから ダウンロードすることができるようになる.

複数のMacintoshをまったく同じ動作環境/設定に...

ファイルだけでなく,アプリケーションの細かな設定やMailの振り分け環境なども すべて同じにしたいと思うかもしれない.これは「Home」->「Library」-> 「Preferences」以下のファイルをコピーすることで実現できるが,不整合などを 起こす可能性も高く,アプリケーションが正常に動かなくなる場合もあり危険でもある.

もしやるのならば,きちんとバックアップを作成し,その上で慎重にやることを お薦めするが、できればそんなことはせず,アプリケーションを起動し,環境設定を 使って一つ一つ同じように設定した方が安全である.


$Date: 2003/02/08 17:11:02 $