October 11, 2008

CSS2008 & MWS2008で論文/デモ発表

10/08〜10の日程で沖縄で開催されたコンピュータセキュリティシンポジウム2008 (CSS2008)とマルウェア対策研究人材ワークショップ2008 (MWS2008)で発表を行いました.

- コンピュータセキュリティシンポジウム2008 (CSS2008)
- マルウェア対策研究人材育成ワークショップ (MWS2008)

発表した論文とデモのタイトルは次の通り


- MWS2008 論文
高田哲司、小池英樹:
人間によるHoneypotの攻撃元ログ調査を支援するUser Interfaceの提案

- CSS2008 論文
今澤貴夫、小池英樹、高田哲司:
GPSデータを用いた位置認証システムとその停留点算出方式

- CSS2008 デモ (口頭発表のみ)
高田哲司:
エンドユーザ向け、サーバログ監査システム


一部の論文は、publicationsのページよりダウンロード可能です. ご覧下さい

Posted by z at 01:49 PM

October 05, 2008

UBICOMM 2008で発表

2nd International Conference on Mobile Ubiquitous Computing, Systems, Services and Technologies (UBICOMM 2008)でfakePointerに関する発表を行いました.

Tetsuji Takada, "FakePointer: An Authentication Scheme for Improving Security against Peeping Attacks Using Video Cameras,", pp. 395-400, Sept. 2008.
http://www2.computer.org/portal/web/csdl/doi/10.1109/UBICOMM.2008.76

fakePointerプロジェクトは、個人認証における物理空間での覗き見攻撃に対する対策手法を提案したものです. 利用者が若干の記憶負担を受け入れるならば、4桁暗証番号の入力において、攻撃者がビデオカメラを利用して認証行為を撮影されたとしても、暗証番号が攻撃者に漏えいしないという認証手法です.

詳細に関しては、こちらのWebページをご覧下さい.


余談:
会議はスペインのバレンシアで開催されました. 会議に行く前には、多くの人に「スペインはスリやひったくりなどが多いから十分気をつけるように」と言われたのですが、ことバレンシアに関しては、そういう雰囲気をほとんど感じることがありませんでした. バレンシアは、スペイン第三の都市らしいですが、当方が感じるに「観光資源」に乏しいようで、あまり外部から観光客が押し寄せてくるような都市ではないようです.したがって、泥棒さんたちの餌食になるような人も少ないため、比較的治安のいいように感じられるのかな? とも思いました. あ、まぁ、街の中心街に宿泊していなかったせいもあるかもしれない.

それと驚きなのは、夕食の開始時間. 20時でも早めなんだそうです. 標準は21時ぐらいだとか...
で、聞いてみたら、子供でも赤ん坊でも夕食はその時間なんだそうで、確かに街を見ていても、19時ぐらいでも平気で子供達が公園で遊んでいるのを普通に見かけました(もちろん、すでに陽は落ちて暗くなっている). いや〜、だからシエスタ(昼寝)が必要なのか〜(?). 日本人としては18時にはお腹が空くので、結構困りました.... なんていっても、24時頃外をうろうろ歩いていても、結構、家族連れやら、自転車に乗った年寄りを見かけるのにはビックリ


Posted by z at 11:38 PM