無線LANのアクセスポイントを開設することが、自身の居場所をさらすことになり、それによって危険な目に遭う可能性もある.ということを理解するための一方法としてこの本に掲載されていたマンガは興味深い
Hacker Japan - Mar. 2008 (白夜書房)
「プロローグ: 本当にありそうな無線LANの怖い話」という内容である
他にも無線LANに関する興味深い情報が多数掲載されていて、非常に興味深かった.
この内容、察するに以前高木さんの日記で指摘されていた内容を基にストーリ化し、マンガに起こしたものではないかと思われる.
話は脱線するが、一般の人に対しては若干難しいと感じられる内容の話を、こういう風に具体的なストーリに例えて落とし込み、漫画化するのは、多くの人に事実をわかりやすく伝えるのにはありだなとつくづく思った(もちろん、不必要に脅威をあおったりしないよう、ストーリ化には十分注意を払う必要はある).
できれば、このマンガを相当な時間経過後にInternetで公開すると、いいのではないかなと思うのだが、いかがなものだろうか?
セキュリティ対策としての情報視覚化に関する本
Security Data Visualization - Graphical Techniques For Network Analysis
Greg Conti, ISBN: 978-1-59327-143-5
Amazon
「A Picture is Worth a Thousand Packets」なんて書いてあります
個人的には、驚くような(目新しい)内容ではないように感じた.
が、既存の研究を知るにはいい本だと思う.
いや、きちんと整理しよう.
- 情報視覚化に関して知識があるようなら、この本はあえて読む必要もないと思う
- セキュリティやネットワークが専門で、情報視覚化に関しては既存の研究を知らないという人向けの本だと思う
ふと思ったら、こちらのサイトにも紹介されていた.
www.vizsec.org